2022/12/14
2002年以来、大きく揺れ動く激動の日中関係を現場で見続けてきましたが、国のトップ同士が実際に顔を合わせて話し合うことの重要性を強く感じています。
先月、日中首脳会談がおよそ3年ぶりに開催され、岸田総理は「よいスタートになった」と評しました。とても良いことだと思います。
しかし、新型コロナ禍が両国間の往来断絶を引き起こしており、日中国交正常化50周年イベントも盛り上がりを欠くなど、日中関係はなかなか改善の兆しがみられません。
足元では、中国政府は「ゼロコロナ」政策を緩和方向へと舵を切り始めましたが、全面解除のハードルは極めて高く、両国民の交流を伴う実質的な両国関係改善にはもうしばらく時間がかかりそうです。
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