【日経ビジネス】「デジタル人民元」は中国社会に広まるのか?

2022/1/12

2020年から地域を限定した試験運用が始まっているデジタル人民元は、足元で利用者が急速に拡大しています。

北京や上海などの一部の対象都市では外国人でも利用可能となっているため、私も試しに開設し使ってみましたが、現時点では既存のデジタル決済と比較すると利便性には劣る印象でした。短期間でデジタル人民元が大きくシェアを伸ばすことは難しそうです。

一方で、中長期的には、「手数料」「公的機関での利用」という理由から、一部では普及が進むポテンシャルはあると私は見ています。

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【日経ビジネス】ドルの背中は遠い? 中国・人民元が「国際通貨」になるための条件

2021/12/8

中国の法定通貨、人民元。国際取引における人民元利用は、「人民元クロスボーダー決済システム(CIPS)」を中心に伸びています。

しかし、中国では依然として厳しい資本規制が敷かれており、主要通貨と比較すると、利用率は低い水準にとどまってます。

最近、人民元国際化に資する政策が矢継ぎ早に発表されていますが、根本的な問題が解決されない限り、人民元国際化が短期間で劇的に進むことはないと思われます。

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【日経ビジネス】恒大ショックで中国経済は危機に陥るのか?

2021/10/13

中国の不動産大手「中国恒大集団」の経営危機がにわかに注目を浴びており、一部では、「第2のリーマンショック」といった声まで聞かれるようになりました。

昨年8月、恒大集団の有利子負債の実態が記載された内部報告書が流出。同時期に中国政府が実施した不動産規制強化が引き金となり、同社の経営は厳しくなっていきます。

恒大集団に対する無条件での政府支援は無いと思われ、短期的にはデフォルトの可能性は十分考えられますが、システミックリスクの発生や不動産価格の暴落など、中国経済が危機に陥る可能性は低いと考えています。

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